【2022年9月帰国の最新情報】MySOSでの日本入国に必要な手続きを解説

日本入国時、コロナ前と違って検疫や手続きなどで長時間並んで待つことになるのでは…？
そう心配していらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

この記事では実際に2022年9月に日本入国した際の状況をもとに
MySOSの必要性と登録方法および入国時の流れについてお伝えしたいと思います。

MySOSとは

MySOSは健康状態や位置情報の送信機能を通じて、日本入国者のフォローアップをするためのアプリです。

このアプリで日本入国前にWeb検疫手続きとなる「ファストトラック」を申請しておくことで
並ぶことなくスムーズに入国することができます。

登録は日本入国の2週間以内を目安におこなうようことが推奨されています。
早めに登録をするようにしましょう。

※PCなどから登録できるMySOS Webもありますが、ここではアプリ版について説明します。

MySOSのダウンロード～登録方法

Step1 MySOSアプリのダウンロード

MySOSは以下のリンクよりダウンロード可能です。

Step2 アカウント登録

ダウンロード後アプリを初めて開くと、

「日本入国前に検疫手続きの一部をアプリで行うことが可能です。こちらの機能を利用しますか。」
というメッセージが表示されます。

こちらが表示されたら「はい」を選択し、登録画面に進んでください。

もしメッセージの表示がなく以下のような画面が表示された場合、

といった手順で登録画面に進むことができます。

登録画面では、パスポート番号や生年月日、名前をパスポートに記載されている通りに入力します。
入力ができれば、アカウント登録完了です。
ここから続けて、ファストトラックの申請（検疫手続き事前登録）が可能です。

Step3 ファストトラック申請

まず以下のものを用意します。
・ワクチン接種証明書（有効なワクチン接種証明書についてはこちらをご覧ください。）
・出国前72時間以内の検査証明書（ワクチンを3回以上接種した証明書がある場合は不要）

アカウント登録後の画面で、「検疫手続き事前登録」を選択します。
表示される画面に従って
・質問票
・誓約書
・ワクチン接種証明書
・検査証明書（必要な場合）
を登録してください。

ワクチン接種証明書は写真で撮ってアップロードする形式なので、
写真を撮れる環境で進めることをおすすめします。

私はワクチン接種を3回終えていたので検査証明書は提出しませんでしたが、
検査証明書も同様に写真で撮ってアップロードするようです。

質問票～ワクチン接種証明書登録までの所要時間はおよそ3分程度と
非常に素早く終えることができました。

すべての登録を終えると、審査が始まります。

MySOSの画面が青色または緑色になれば、審査完了となります。（色は出国した国・地域で異なります）
厚生労働省の以下の画像を参考にしてください。

以上でMySOSの登録までが完了となります。

入国時の流れ

日本に到着してから入国までの流れについてお伝えします。
私自身はMySOSの画面が青色でしたので、そのケースになりますがご了承ください。

飛行機を降りてから特に列などに並ぶことなく空港内を歩きます。
この歩く距離がコロナ前の通常よりも長いため、荷物が多い方はすこし大変かもしれません。

歩いていく通路にスタッフがたくさんいて、頻繁にアプリの画面を確認されます。

最後までアプリを閉じないよう、そして画面がスタッフに見えやすいようにして歩くことで
スムーズに通過できます。

アプリの登録ができていない人や、おそらく画面が青・緑以外の人はいったん列になり
待機させられているようでした。

検疫スペースでスタッフにアプリの画面のQRコードを読んでもらい、
パスポートを提示し、現在の体調の最終確認をされて、
入国後の注意事項が書かれた紙をもらって、無事通過できました。

ここでも大勢のスタッフが同時に対応しているため、待ち時間はまったくありませんでした。

飛行機を降りてからここまでの所要時間はおよそ5～10分と、とてもスムーズでした。

そのあとは通常と同じように入国手続きや荷物のピックアップへ進めました。

まとめ

この記事では、MySOSでの入国に必要な手続きについて解説してきました。

私が見ていた限りでは、アプリでの審査が完了している人とそうでないひとでは
検疫の通過時間に大きく差があるようでした。（実際、荷物のピックアップに来る人の波に大きな時間差がありました。）

審査が完了していれば検疫通過まで10分かかることなくスピーディに終えることができました。

日本入国・帰国前に必ずMySOSを登録しておくようにしましょう。