究極のリトリートステイ!淡路島の一棟貸「ISLAND LIVING」で五感をリフレッシュ

ゆったりと波打つ青い海に、木々の生い茂る緑溢れる山。
豊かな自然に恵まれた淡路島。

海のそばの静かな路地の中に「ISLAND LIVING」はあります。

古民家を改装したというコンクリート造りの家は、一見するとふつうの建物。
ですが一歩足を踏み入れると、時間を忘れて寛げる非日常空間が。

約半年先までほとんど空きのない予約困難な人気のバケーションレンタル。

ようやく予約がとれてから、ずっと楽しみにしていたこの場所で先日
穏やかで美しい時間を過ごしてきました。

設備の詳細や宿泊の流れまで、宿の魅力とともにご紹介します。

淡路島の海辺に佇む貸別荘

瀬戸内の穏やかな海に面した兵庫県の離島、淡路島。
近年、おしゃれなカフェやレストラン、ホテルが続々とオープンしており
ますます人気が高まっています。

本州・四国と橋で繋がっており、大阪からも車で1時間程度とアクセス抜群。

そんな淡路島の東の海岸近く
民家が建ち並ぶ閑静な路地の一角に佇む1日1組限定の貸別荘「ISLAND LIVING」

車でゆっくりと路地を入っていくと
真っ白な外観のシンプルな建物が目に入ってきました。

白いコンクリートの壁に囲まれた飾り気のないスタイリッシュな一軒家。
ですが、無機質さよりもどこか温かい印象を受けるのは
玄関で木目調の大きな大きなドアに迎えられるからなのでしょう。

一歩中へ入ると、真っ白な空間に、優しく吹き抜ける秋の風。
そこだけ時がゆっくりと進んでいるような穏やかな空気に包まれ、思わずため息が出ます。

柔らかい光が揺れるリビング

玄関をくぐってまず目に入ったのは
たっぷりの光が大きな窓から注ぎ、風がカーテンを緩やかになびかせるリビング。

インテリアのポイントはなんといっても、部屋の奥で存在感を放つイーゼル。
まるでアトリエを覗いているかのようなわくわく感。

イーゼルに飾られている絵は、なんとオーナー家族によって描かれたもの。

季節によって掛けかえられており
淡路島の自然の恵みにインスピレーションを受けて描かれた絵なのだとか。

傍にはFABER CASTELLの色鉛筆、中でもプロ向けのハイグレードのものが!
ご自由に使って描いてください、とスケッチブックまで。

あえて写真ではなく、絵を描くことが特別な思い出につながるのでは、
というとても素敵なアイデアによるものなのだそう。

天井まで届きそうな本棚には、アートブックや洋書が並ぶだけでなく
ガラスの置物や、積み木、ジェンガ、けん玉などの遊び道具まで。

大人も、子供に戻ったかのように時間を忘れて過ごせる雑貨がたくさん。

本棚の隣には、本物の薪と薪ストーブがあります。
暖炉の温かい火を眺めながらのんびりとする、そんな寒い日の楽しみは
夜までとっておくことにします。

リビングの脇に、ルームスプレーとお香が置かれています。
おしゃれな部屋になじむ、まるでインテリアのようなスタイリッシュな見た目のこの2つは
どちらもISLAND LIVINGと同系列のブランドのもの。

ルームスプレーをワンプッシュすると、ウッディの心落ち着く香りが風に乗って
部屋いっぱいにふわりと広がります。

こちらのお香のブランド「wa/ter」は
本来捨てられるはずの廃材の再生をコンセプトにしたブランドで
ISLAND LIVINGにはwa/terの商品もいくつか置いてあるとのこと。

廃材から作られたとは思えないようなものばかりで、探してみるのも楽しみの一つです。

お香を焚くと、お香のイメージよりもはるかに軽い爽やかな香りが漂ってくることに驚きます。
まるでディフューザーのようにふわっと鼻をくすぐる心地よい香りに
思わず時間を忘れてくつろいでしまいます。

本棚に向きあって置かれたソファも、もちろん座り心地抜群。

ゆったりと座って本を読んでみるもよし、
寝転がって、柔らかい光やそよそよと吹き込む風に包まれてみるもよし。

このリビングで、このソファに座ってぼうっとしているだけでも
なんて贅沢な時間、と思えるのです。

ユニークな照明が目を引く充実のダイニングキッチン

むき出しの躯体が印象的なダイニングキッチン。

一際目を引く照明は、「APPARATUS」という照明ブランドのもので
主に真鍮とガラスを使ってすべて手づくりで仕上げられたものだそう。

灯りをともすと、ガラスが光を含み、優しく、美しくダイニングを照らします。

照明の下には、大きな丸いダイニングテーブルを囲む憧れのYチェア。

リビングと同じく大きな窓から降る陽の光が、部屋全体を優しく包み込みます。

キッチンには、3口コンロに広々としたシンク、オーブン、大きな冷蔵庫・冷凍庫。
それだけではなく、電子レンジ、トースター、炊飯器、基本的な調理器具に加え、
大人数で囲んで食べられそうな鍋やせいろまで。

調味料にいたっても、塩や砂糖などのよく使うものはもちろん
ソースや中華調味料、にんにくや生姜チューブといった
ちょっとあれば嬉しいものまで揃えられていて、その充実っぷりに驚いてしまいます。

食器類も完備されており、食材だけ持って行けば大抵のものは作れるくらい
何もかもが十分豊富に揃っていました。

キッチンの小道具にも、こだわりが。

こちらは岩手県で生まれた伝統工芸品「南部鉄瓶」。

これを使って沸かしたお湯は鉄の臭みがなく
まろやかな香りの良いお茶を淹れることができます。

錆びにくく丈夫な南部鉄瓶は、きちんと手入れすればとても長く使うことができるのです。

このような、大事に手入れされた一生モノの良い品が空間に散りばめられているのも
ISLAND LIVINGをどこか懐かしく感じる理由の一つなのかもしれません。

ダイニングの片隅には豊富な種類のワインが備えられたワインクーラーもあり、
ワインを購入することができるんです!

ワインのほかにも、冷蔵庫の中のクラフトビールも
有料で自由に飲むことができるそう。

お酒を楽しむ人たちには、好きな時にお酒を選んで飲むことができるのは
嬉しいシステムですよね♡

テーブルの上には、淡路島産の平飼い卵に、朝食のパン
オリジナルブレンドのコーヒー豆、ウェルカムスイーツ
そして、この季節限定「秋の旬のおすそわけ」の柿が。

コーヒー豆は一袋置いてあり、余ったものはお土産に持って帰れるんです!

「パンは焼き立てなので、袋の口を開けています」
そんなことを聞くと、朝食用のパンをすぐにでも食べたくなってしまいました。

冷蔵庫の中には、よく冷えたウェルカムドリンク「はっさくサイダー」が。

そよぐ風を感じながら飲む甘酸っぱい爽やかなはっさくサイダーは
始まったばかりの滞在の幸福感をさらに高めてくれます。

あたたかな光の降り注ぐベッドルーム

2階へ続く階段を上がると、柔らかい新鮮な風に体全体が包み込まれます。

たくさんの白いカーテンがたおやかに風に揺れ
美術館のように美しく静謐な、自然の息づく空間。

カーテンはすべて、素材や長さ、ヒダ感など
徹底的にこだわって取り付けられているのだそう。

広々とした寝室には4台のセミダブルベッドが。

窓からはカーテン越しにたっぷりの光が差し込み
肌寒い秋だということを忘れるほどのあたたかさに満ちています。

寝室の脇のクローゼットには、ブランケットも♡

自然と一体化する非日常感たっぷりのバスルーム

寝室とシームレスにつながる2階の向かい側
風にたなびく真っ白なカーテンをくぐると、
その中央にあらわれたのは、このISLAND LIVINGのシンボルともいえるバスタブ。

景色の向こうに海を臨む、夢のようなロケーション。

窓を開けると、ふわりと流れ込んでくる穏やかな風に
かすかに聞こえてくる波の音。
部屋の中にいながら、こんなにも自然に没入する体験ができるお風呂は唯一無二。

時間帯によって差し込んでくる光、聞こえてくる音
様々に変化するので、1日のうち何度でも入りたくなってしまいます。

バスタブのすぐ隣には、レインシャワーもついた海外チックなシャワールーム。
アメニティは男女ともに嬉しい「Aesop」!
ここだけでなく、キッチンや洗面所のハンドソープも「Aesop」で統一されていました♡

化粧台には、こだわりのヴィンテージチェアに、可愛らしい丸型ミラー。
窓のすぐそばで、自然光をたっぷり浴びながら
身支度ができるのはとても嬉しいポイント!

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