【知ると便利!】バンコクの地下鉄・電車はクレカのタッチ決済で乗れるの?対応路線を徹底調査!

タッチ決済が普及してきた現在、日本の鉄道でも切符を買うことなく
クレジットカードのタッチ決済で乗ることができる路線が増えています。

他の国を見ても、こちらの記事で紹介したようにタッチ決済で
乗ることができる公共交通機関がとても増えてきています。

気軽に行ける旅行先として人気のタイ・バンコクでも、
クレジットカードで地下鉄や電車を使えたらとても便利ですよね。

そこで2023年1月に実際にバンコクを訪れた際に、
タッチ決済が使える路線を調査してみました!

その結果、一部の路線では使うことができなかったため
この記事では使える路線・使えない路線について、
さらに注意点についても詳しくまとめていきたいと思います!

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バンコクの路線

バンコク市内を走る鉄道は、主に4種類です。
それぞれについて簡単に解説していきます。

MRT

バンコク市内を走る地下鉄で、ブルーラインとパープルラインの2つがあります。

ブルーラインはバンコク市内を走る環状線になっており
観光地や繁華街付近にも駅があるため、観光にも利用しやすい路線です。
約5分間隔で、6:00~24:00の間運行しています。

パープルラインは、バンコクの中心部から少し外れたバンヤイ地区から
ブルーラインの駅でもあるタオプーン駅までを結ぶ路線です。
平日は5:30~24:00、休日は6:00~24:00の間、6~9分間隔で運行しています。

BTS

バンコクの高架鉄道で、シーロムラインとスクンビットライン、
そしてゴールドラインの3つがあります。

シーロムラインには13駅、スクンビットラインには40駅あり、
どちらも繁華街や大型ショッピングモール、ホテルが集まる地区を通っているため
観光客にとって利便性の高い路線となっています。
どちらも4~8分間隔で運行しています。

ゴールドラインは、シーロムラインから乗り換え可能なKrung Thonburi駅のそばから
3駅を繋ぐ路線で、今後さらなる延伸が計画されているそうです。

ARL

エアポート・レール・リンクを意味しており、
スワンナプーム国際空港からバンコク市内のPhayathai駅までを結ぶ高架鉄道です。
名前の通り、空港から市内への移動に便利な路線となっています。
5:30~24:00の間、12~20分間隔で運行しています。

SRT

レッドラインと呼ばれている路線で、
ダークレッドラインとライトレッドラインの2路線があります。

ダークレッドラインは、バンコク市内中心部から北部のPathum Thani県を結ぶ路線です。
途中にドンムアン空港に直結の駅もあるため、ドンムアン空港からバンコク市内へ
電車で移動するなら、こちらの路線が便利です。

ライトレッドラインは、バンコク市内中心部から
バンコク西側のTaling Chan駅までを結ぶ路線で、こちらも今後延伸が
予定されているようです。

SRTは2021年11月に開通した比較的新しい路線です。

タッチ決済可能な路線

バンコクの路線を一通り紹介したところで、
本題のタッチ決済で乗ることができる路線についてご紹介します。

私が実際に行って見てみた限り、SRTとMRTではタッチ決済対応済み
BTSはタッチ決済非対応でした。

ARLについては使う機会がなく実際に見て確かめることができませんでしたが、
様々な情報を見てみる限り、現時点では対応していないようです。

利用方法と注意点

タッチ決済の利用方法は通常通り、改札のタッチ決済マークがあるところに
タッチ決済可能なクレジットカードをかざすだけです。

これがタッチ決済マークです。

タッチ決済可能なカードについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

注意点として、改札のすべての機械で使用できるわけではなく、
一部の改札機のみ対応となっていました。
タッチ決済対応の改札機はたいてい改札の一番端にあり、
非対応の改札にかざしてもエラーになってしまうので注意が必要です。

一例としてSRTダークレッドラインのドンムアン空港駅では
以下の写真の通り、改札の右端一台のみタッチ決済対応改札となっていました。

写真では見えづらいですが、しっかりタッチ決済マークが表示されています。

降車駅でも、上の画像の通り手前の一台のみタッチ決済可能でした。

反対に、タッチ決済対応の改札機は通常のトークンと呼ばれる
切符代わりのコインでは通過できません。

MRTでは、トークン(コイン)やラビットカードとタッチ決済すべてに対応した
改札機となっていましたが、
タッチする部分が異なるため注意が必要です。
タッチ決済で通る場合は、タッチ決済マークとともに
「TAP HERE」と書かれている部分にカードをタッチします。

まとめ

バンコクの鉄道はクレジットカードのタッチ決済で乗れるのか?について解説しました。

▶クレジットカードのタッチ決済で乗ることができるのは
・MRT(ブルーラインとパープルライン)
・SRT(レッドライン)

▶BTS・ARLはタッチ決済非対応

▶SRTはタッチ決済専用の改札機がある

全路線がタッチ決済に対応しているわけではないため
少々不便に感じることもありましたが、
トークンを買って乗るのも日本ではできない面白い体験だったと思います。

何よりバンコクの鉄道は運賃がとても安く
頻繁に起こる交通渋滞にも巻き込まれないため、
バンコク旅行で積極的に利用したい交通手段です。

この記事がバンコク旅の参考になれば幸いです!

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