【実体験】ワクチン接種証明書を発行しなくても日本への入国ができる!?
2022年9月7日以降、定められたワクチンを3回以上接種していれば日本入国の際のPCR検査の必要がなくなりましたね!
9月に2年半ぶりに海外を旅した私自身の帰国日は9月13日
まさにぎりぎりのところでPCR必須の条件がなくなりました。
もちろん、渡航先を出国する際にワクチンの接種証明書の提示が求められますが、
実際に接種証明書でなくても認められるのか?
この記事で解説していきたいと思います。
この記事は…
・ワクチンは3回以上接種済みだけど、接種証明書を持っていない…
・ワクチン接種証明書の申請が旅行に間に合わない!
こんな方におすすめです。
有効なワクチン接種証明書とは?
厚生労働省が定めている有効なワクチン接種証明書は、以下の通りです。
(1) 各国・地域の政府等公的な機関で発行された接種証明書であること
日本で発行された接種証明書は、以下のいずれかに該当するものが有効です。
‣政府又は地方公共団体発行の「新型コロナウイルス感染症予防接種証明書」
‣地方公共団体発行の「新型コロナウイルスワクチン予防接種済証」
‣医療機関等発行の「新型コロナワクチン接種記録書」
‣その他同等の証明書と認められるもの
(2)氏名、生年月日、ワクチン名又はメーカー、ワクチン接種日、ワクチン接種回数が(日本語又は英語で)記載されていること
(3) 厚生労働省の定めるワクチンのいずれかを3回以上接種していることが分かること
※ここでは簡略化して記載しています。より詳しい内容については、以下の厚生労働省のホームページをご覧ください。
日本政府が定めたワクチン|水際対策|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
この条件の中で注目していただきたいのは、この部分です。
地方公共団体発行の「新型コロナウイルスワクチン予防接種済証」
こう記載のある通り、接種証明書でなくても接種済証で認められるようなのです。
接種済証とは、ワクチンを打ったときにロット番号などが記載されたシールが貼りつけられて
最後に渡してもらえる紙で、
ワクチンを打った人であれば誰でも持っているであろうものです。
もちろん、英語で書かれた接種証明書を持っているに越したことはありませんが、
私は申請が間に合わず、接種済証だけをもって日本への帰国を試みました。
結果、どうだったかをお伝えしていきます。
【その前に…】
マイナンバーカードを持っていれば、新型コロナワクチン接種証明書アプリですぐに証明書の発行が可能です。
各自治体に申請して紙の証明書を発行する場合、自治体にもよりますが発行まで1週間~10日間ほど
かかることが多いようです。
接種済証は基本日本語のみですが、接種証明書であれば海外用のものを発行してもらえます。
海外で利用する予定のある方は余裕をもって証明書を発行しておくようにしましょう。
私はマイナンバーカードの発行がまだ、かつ渡航前ぎりぎりでの水際対策の緩和で時間がなかったため
接種済証でどうにかすることになってしまいました…。
持って行った書類
私がワクチン接種証明書として持って行った接種済証の書類は以下の2つです。
実際には、①の書類だけでもワクチン接種証明書の条件に当てはまっているため、左のものだけで
認められるはずなのですが、
1回目・2回目接種の情報の部分については日本語での記載しかありません。
これでは海外ではワクチンのメーカーを判別することができず、信頼性が低くなってしまうことを恐れ
念のため②の書類(1回目・2回目接種分のシールが貼られたもの)も持参しました。
海外で使用した結果
9月に訪れたイギリスでは、街中ではワクチン接種証明書の提示を求められることは一切なく、
使用したのは帰国便に乗る際の空港でのチェックインだけでした。
結果的には、2枚とも持って行っていて良かったと思いました。
まずは①の書類1枚だけを提示したのですが、案の定チェックインカウンターのスタッフさんは
日本語で書いてあるだけの接種済証を見て固まり…
なんとか読んでくれようとはしていましたが、さすがに申し訳ないので
②の写真の書類も提出し、1回目・2回目のシールが貼っていることを説明しました。
待つこと数分、頑張って読んでくれた優しいスタッフさんのおかげでワクチン接種が認められ、
無事帰国便に搭乗することができました。
まとめ
結果としては、日本語のワクチン接種済証でもきちんとワクチン接種が認められ、
ワクチン接種証明書として使用することができました。
しかし、国によってはまだ空港以外でもワクチン接種証明書の提示が求められる場合もあるでしょう。
日本語に慣れない現地のかたに日本語のものを無理やり読んでもらうのも手間をかけてしまいます。
今回はどうしようもなくワクチン接種済証だけをもって海外旅行することとなってしまいましたが
次回までには必ず海外用のワクチン接種証明書を発行しておこうと思いました。
私と同じように、海外旅行までにワクチン接種証明書の発行が間に合わず、
不安に思われている方がもしいれば、この記事を参考にしていただけると幸いです。
ワクチン接種証明書は早めに、余裕をもって発行しておきましょう!
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